栃木市内の一部地域は新盆です。
傑岑寺にも数件新盆の御檀家さんがいらっしゃるので盆棚を用意しました。
お盆はそもそも旧暦の7月15日に行われていたもので実際は現在の8月がお盆だったのです。新暦になり1ヶ月遅れとなりましたが東京などはこの新盆のまま現在に至ってます。
しかし地方では農業が盛んであり新盆の季節は農繁期、忙しい時期のため1ヶ月遅らせて8月、いわゆる旧盆へ移したのだそうです。
栃木市内も新盆のところもあるのですが何故なのか不思議でした。
今回、棚経でお邪魔した御檀家さんのところで聞いたところ諸説ありますがそもそも栃木は市内を流れる河川を利用し江戸と密接な交易をしてました。その影響では無いかとの事です。
なるほどと思った次第です。
今年はお盆の間とても良い天気で暑さも厳しかったものです。そして旧盆になればさらに暑い気候となります。どうぞそれまでにお墓参りをして頂き綺麗な環境でお盆を迎えて頂きたいと思います。
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